3週間はムリ?一生背負うアトピー赤ら顔の対策・治し方・化粧水はコレ!

顔が赤くなる原因の中で、アトピーが1番やっかいです。

その理由は、アトピーが365日24時間つづく「体質」だからです。

ニキビみたいに不定期に繰り返すのではなく、「ずっと」なんですよね。

私もアトピーを患う身として、血眼になって色々調べた経験があります。

 

「3週間でアトピーの赤ら顔を治す方法」

「アトピーの赤ら顔はフラッシュ療法が確実!」

「アトピーの赤みは薬に頼らず針で治せる・・・」

「アトピーの赤ら顔に化粧品なんて効果無い・・・」

 

これは全て、半分ホント、でも半分ウソです。

医者すらも語らない、アトピーのせいで赤ら顔に何年も悩むあなたに1番良い解決策をお伝えします。

 

当サイトの結論:ステロイド薬剤と化粧品の併用がどう考えてもベスト

当サイトの結論は「ステロイドと赤ら顔専用の化粧水を使う!」です。

このメリットは次の3点です。

 

  1. 一生使い続けられて、1番肌が美しく長持ちする組み合わせ
  2. 1番コスパが高い組み合わせ
  3. 長期間の使用で効果が上がる1番の組み合わせ

 

ステロイドは皮膚科でもらう薬ですが、赤ら顔に1番いい化粧水はネットにあります。

 

なんで、ステロイドが良いの?

普通の人の赤ら顔とアトピーに悩む人の赤ら顔は改善方法の順番がちょっと違うんです。

アトピーの人は、まず、アトピーで今できてる炎症(キズ)を治さないといけないんですよ。

顔の赤みは何とかするのは、まずその顔の傷を元通りに治すようにしてからです。

その元通りに治すお薬がステロイドなわけです。

アトピーの症状が緩和してくると、だんだんとステロイドを使わなくても済むようになります。

しかし、私を含め、多くのアトピー患者にとっては、ステロイドは一生手放せないキズ薬ですよね。

だから、アトピー持ちの赤ら顔の対策として、ステロイドは絶対に外せないわけです。

 

なんで、化粧水なの?

アトピーの炎症を治してくれるステロイドと、なぜ化粧水をセットで使うと良いのでしょうか?

その答えは、

①肌に負担が無く、むしろ元気にしてくれる成分のおかげで『一生』使い続けられから

②毛細血管にアプローチしてくれるから

この2つが大きな理由です。

1つ目の理由については、なんとなくイメージできると思います。

化粧水は薬と違って副作用がないので、一生の病気であるアトピー体質でも安心して使い続けられます。

また、化粧水にはセラミドや保湿成分など肌の働き、毛穴の引き締めなどに役立ち、肌を若々しく保つの働きがあるからですね。

しかし、2つ目の『毛細血管』の話については、あまりなじみがない話だと思います。

そこで2つ目の理由である、「毛細血管と赤ら顔の関係」について少しお話しをします。

 

 

赤ら顔の原因は血流ドバドバにあった

例えば爪の色ってピンクですよね。

それは爪の下に血液が常に流れているからピンク色なんです。

ピンク色の皮膚をしているからではなく、単純に血液が流れているからピンク色なんですね。

でもその爪をもう片方の手の指でグッと押してみてもらえますか?

さっきまでピンク色だった爪の色が、白色に変わっているはずです。

当たり前のように聞こえますが、これが赤ら顔改善する大きなヒントになります。

さっきの爪のピンクの色が白に変わったのは、指で押さえることによって、血液の流れが止まったからなんですね。

つまり、赤ら顔をおさえるには、ドバドバと流れている血液をおさえれば良いってことなんです。

通常よりも多くの量の血液が流れていることによって、肌表面に血液の赤みが浮き出てしまうわけです。

特に顔の皮膚と言うのは、他の体の部位よりも皮膚の薄さが際立つところです。

早い話、赤みが目立ちやすいんですよ。

 

 

体が勝手にステロイドと同じ働きをしようとすることで赤ら顔になる

血液が普段よりも多く流れることによって顔の赤みが浮き出てしまう、つまり赤ら顔になってしまうと言う話をしました。

でも、なんで血液が普段より多く流れてしまうのでしょう?

それはアトピーの炎症を脳ミソが治そうとするからです。

私たちは治すためにステロイドを塗りますが、脳ミソはステロイドと言う単語を知りませんので、自力で治そうとします。

脳ミソが体に出す指示は、血液をたくさん顔に流すことです。

なぜなら血液には、炎症を治せる栄養を届ける働きがあるからです。

まるでアマゾンで何か注文したらヤマト宅急便があなたの家に届けてくれるようなものです。

その時のヤマト宅急便と言うのは、アトピーの炎症治す血液の役割と全く一緒なのです。

大きなトラックの方がたくさんの荷物を運べますよね?

同じように血管を太く広がらせることによってより多くの血液を短時間に流すことができるわけです。

これを「毛細血管の拡張」と呼ぶのですが、血管が太くなる、つまり赤色の部分が顔の中で広がるわけなので、当然赤ら顔もひどくなってしまいます。

「余計なことするなよ・・・」

って感じですよね、赤ら顔に悩んでる身としては。

ちなみに普通の人は、顔に何かアトピーのような炎症が起きる事は無いので、血液がこんなにドバドバと流れることはあまりありません。

結果的に赤ら顔になる頻度も少ないわけです。

しかし私たちアトピー間では常に炎症が起きる体質なので、赤ら顔になるリスクも常に出てくると言うわけです。

 

 

毛細血管の広がりを抑える赤ら顔専用の化粧水が便利

基礎化粧品と言ったら、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリームなどがありますが、その中で1番肌に浸透できて、直接美容成分を肌の内部に浸透させられるのは、化粧水です。

化粧水の美容成分にはいろいろな種類がありますよね。

保湿に良いとか、くすみがなくなるとか、毛穴の詰まりが解消できるとか、さっぱりタイプとか、モチモチタイプとか。

そういった美容成分の中で、毛細血管の拡張にアプローチしてくれる赤ら顔専用の化粧水を選べばいいわけです。

 

 

なんで、ステロイドと化粧水「以外」じゃダメなの?

アトピー患者の赤ら顔を治すものには、ステロイドと化粧水以外だと、3つがあります。

それは、

  1. プロトピック
  2. レーザー治療
  3. 内臓ケア

の3つです。

パッと理解するためにそれぞれを比較した表を見てみましょう。

比較表

ステロイド プロトピック レーザー 内蔵ケア 赤ら顔専用化粧品
効果(メリット) 赤みが起きる前の「炎症」を改善する 一時的に「赤み」を抑える 一時的に「赤み」を抑える  赤みが起きる前の「炎症」を防ぐ
一時的に「赤み」を抑える
ちょっとの間だけ使う時の副作用は大丈夫か
一生使いつづける時の副作用は大丈夫か ×
赤みがリバウンドしない? × × × × ×
優先度
即効性
金額
約千~二千円

約千~二千円
×
約15~30万円

約4000円
楽チンさ
約5~10回通院
×
いくつか種類があって選べるか ×
多忙な社会人でも続けられるか × ×
学生の肌には良いか
妊娠中でも大丈夫か ×
授乳中でも大丈夫か ×
生理前でも大丈夫か ×
雑誌や口コミで人気か

 

こんな具合ですね。

で、1つ1つご紹介する前に、実はこの記事の最初からリピートして伝えている大事なことがあります。

アトピー患者の赤ら顔対策で1番大切なことです。

それは・・・・

・・・

・・

 

『一生つづく』ということです。

 

どのサイトも、はたまた皮膚科医や美容外科医でさえも、この事実を正直に伝える人はいません。

でも、アトピー体質が一生涯付き合わないといけないものである以上、その炎症を治すために赤ら顔になってしまうのも一生涯つづくんですね。

だから、

  • 一生涯つづけても皮膚が健康でいられる
  • 一生涯つづけられるコスパのものを選ぶ

これが大前提になってきます。

そして、一生涯つづくということは、

  1. ステロイド
  2. 化粧水
  3. プロトピック
  4. 美容外科レーザー
  5. 内蔵ケア

この5つすべてが、赤ら顔のリバウンドは無くせないということです。

いったん収まっても、またアトピーで炎症が起きれば、血液のドバドバが復活しますので、何も対策をしなければ必ず赤ら顔は再発、リバウンドしてしまいます。

だから、一生涯続けることを前提に、それだけ長い期間、使いつづけても大丈夫な組み合わせがステロイドと化粧水なんですね。

それはともあれ、先ほどの3つの選択肢についてもちゃんと解説しますね!

 

 

1.プロトピック

プロトピックは免疫抑制剤と言って、赤みを速攻で治すのに向いているお薬です。

医薬品なので、皮膚科でしか手に入りません。

プロトピックの特徴としては、塗った翌日から2~3日以内は、顔が火照ったり、暑くなったり、痛くなったりする副作用があることです。

※正確には「副作用」ではなく「好転反応」と呼ばれます。

私自身プロトピックを使ってていた期間が結構あるのですが、最初はびっくりしました。

本当に顔が熱くなって、顔が焼け切っちゃうんじゃないかと怖くなるほどでしたから。

でも、皮膚科のお医者さんに言われた通り、2~3日我慢して塗り続けていたところ、そのほてりは一切なくなり、また、顔の赤みもスーっと消えていきました。

なかなかずっと使い続けるのは難しいと思うほどダメージもあるのですが、赤みを速攻で消すと言うことについてはかなり味方になるお薬です。

もちろん保険が適用されるので、1,000円台から高くても2,000円弱ほどで買えるのも嬉しいところですね。

ただしこれも私の実体験なのですが、プロトピックがある年齢から一切使えなくなりました。

私が最初にプロトピックを使ったのは中学生の頃でした。

それから1〜2年ほど経ち、高校生の頃に再度プロトピックを使わないといけなくなった時があります。

しかし、プロトピックを塗った瞬間に体が痙攣(けいれん)し始めました。

顔のほてりはもちろんですが頭がパンクしそうなほど真っ白になり、体から不自然な汗が出てきて、体がビクビクと震え始めたのです。

急いで私はティッシュをババッと取って、顔に塗っていたプロトピックを全て拭き取りました。

その後もジーンと言うニブい痛みが残っていたのですが、プロトピックを塗っていた直後の痛みに比べればマシになってきました。

もちろんその翌日にプロトピックを処方してもらった皮膚科医に症状を伝えましたが、今まで私のような症状を訴えてきた患者はいなかったと言うことです。

そのため、これは非常にレアな副作用のケースなのかもしれません。

しかし、塗った直後に非常に強いほてりが出るなど、明らかな副作用の影響が見られる以上、あまり長期間使用するものでは元々ないのだと思います。

ちなみに、正確な医療のデータとしては、プロトピックを縫って、ほてりや痛みを感じる人の割合と言うのは、全体の80%以上にのぼると言われています。

つまり、使ったらほぼ間違いなくそうした副作用に苦しむことになります。

とは言え、それは2〜3日、長くても1週間以内で収まる事でもあります。

以上のことから、就活の面接など、速攻で赤みを一時的に薄くしないといけない特別な事情がある場合を除き、

プロトピックを、アトピー患者の一生涯の赤ら顔対策として選ぶのは間違っていると私は思います。

 

2.美容外科でのレーザー治療(フォトフェイシャル・フラッシュ療法)

美容外科でのレーザー治療の役割は主に2つあります。

1つ目は、顔の皮膚の中で赤い部分だけ(毛細血管のみ)に作用して、毛細血管の膨張を抑えるものです。

これは当記事で結論として出している赤ら顔専用化粧水と近いものになりますね。

2つ目は、血管をレーザーによって焼き切ってしまうことです。

どちらかと言うと2番目の役割のレーザーの方が、血管そのものを焼き切ってしまうので、即効性はもちろん赤身の薄くなり方が大きいといえます。

しかし、最初に書いた通り、アトピーの炎症が起きるたびに、脳ミソが顔に血液を集中させる指示を出しますから、再び血管は復活して赤ら顔の再発につながります。

もちろん、レーザー施術直後と言うわけではありませんが。

いずれにせよ一生涯つづくアトピー患者にとっての赤ら顔については、美容外科のレーザーであっても、1度やれば一生涯困る事は無い、という事はありえないわけです。

加えて美容外科レーザー治療の場合は保険が一切適用されず、全額自己負担の施術になります。

そのため治療費がとんでもない金額になってしまうのが最大のデメリットと言えるでしょう。

そのデメリットと言うのはその金額と言うのは、大体安くて15万円から30万円ほどになります。

しかもこれが医療脱毛のように一回キリで終わる金額ではなくて、一生涯、ずっと定期的に続けないといけないものになりますから、金額はどんどんどんどん膨れ上がっていってしまうのです。

「気づいたら家が一件買えるほどの治療費を払っていた」

みたいな笑えない話になっているかもしれませんね。

さらに、たまにあるケースとして、レーザー施術後に、顔の皮膚の中で内出血が起こることがあります。

一般的に赤ら顔に対する美容外科レーザー治療は、ダウンタイムと呼ばれる、施術後に一定期間顔マスクで覆わないといけないような期間は存在しないと言われています。

それでも、顔の皮膚とレーザー機器との相性と言うのはやはり千差万別なものです。

レーザー施術をやってみて初めて顔の皮膚との相性が分かるものなのです。

そのため相性が悪いときには、顔の皮膚の中で内出血が起こり、一時的に赤ら顔が悪化してしまうこともあります。

しかしこれは繰り返し書いてはいますが、あまり多くは無いケースです。

それよりも、一生涯続けると言うことを考えたときに、あまりにコスパが悪い、高額すぎるということの方が問題だと言えるでしょう。

 

3.内臓ケア

5つの赤ら顔対策の選択肢の中で異色を放っているのがこの内臓ケアだと思います。

あなたも

「聞いたことがない」

と思ったのではないでしょうか?

具体的には、普段の食事を整えることで内臓を温めて、ステロイドの成分を天然で作り出すような対策になります。

というのも、内臓が冷えてしまうと、副腎皮質ホルモンというものが分泌されにくくなってしまうんですね。

この副腎皮質ホルモンを簡単に例えると皮膚のバリア機能になります。

皮膚のバリアによって、アトピーの炎症(傷)を直すことができます。

しかし、内臓が冷えてしまうと、この副腎皮質ホルモン(皮膚バリア)が分泌されにくくなってしまいます。

そのため、アトピーの炎症が起こったとしても、炎症を食い止めることがなかなかできなくなってしまいます。

すると、早く治そうと脳ミソが焦ってしまい、さらに多くドバドバと血液が顔に集中してしまうことになります。

結果的に赤ら顔の悪化につながってしまうと言うわけです。

ちなみにこの副腎皮質ホルモン(皮膚バリア)を人工的に作られているのが、ステロイドになります。

しかし、この内臓ケアは、普段の食事によって支えられているものです。

お手軽な対策と言われることも多いですが、社会人として会社で朝から晩まで働くような年齢であったり、

仮に学生であっても部活やバイトで忙しすぎるような毎日を送っている場合、

毎日3食の献立を考えて、内臓をケアするものだけをとっていくと言うのはあまり現実的とは言えないでしょう。

それでもやってみようと思うのも大切なことではありますが、

  • 体温を上げる成分の勉強
  • その勉強の成果が出る献立の勉強
  • 材料を買ってくる手間
  • 材料を献立にそって料理する手間
  • 片付けする手間

ザッと挙げただけでも、手間がこんなにあるんですよ。

しかもそれが一生涯続くわけですから、手間と言うコスパとしては最悪な部類になります。

ステロイドと化粧水の組み合わせのように、朝の洗顔後と夜のシャワーの後(クレンジングの後)に塗るだけ、という楽ちんさに比べたら、雲泥の差があるわけですね。

ましてや内蔵ケアはあくまで「予防」にすぎず、アトピーで荒れちゃうときはどうしても荒れてしまうし、それにともなって血流ドバドバで赤ら顔にもなってしまうわけです。

完全に防げるわけでもないのに、手間が大きすぎるんですよ。

 

まとめ:ステロイドと化粧水「以外」の3つの選択肢は、負担が大きすぎる

今まで見てきたように、ステロイドと赤ら顔専用化粧水「以外」の3つの選択肢は、

一生涯続けるにはあまりに負担が大きすぎる

ということがわかります。

この時の「負担」というのは、

  1. 肌への負担
  2. お金の負担
  3. メンドイっていう手間の負担

という3つの「負担」のことを言います。

 

 

おさらい

当サイトとしては、

  1. ステロイド
  2. 赤ら顔専用化粧水

の組み合わせが1番良いと考えています。

これ以外には、プロトピック・美容外科レーザー・内蔵ケアの3つの選択肢があります。

でも、その3つは、一生使い続けるには負担が大きすぎるんでしたね。

  1. 肌の負担
  2. お金の負担
  3. メンドイという手間の負担

この3つの負担を、他のサイトや医者が言わない『一生涯』という期間でみると、アトピー特有の顔の赤みを一生抑え続けるのに使うのは微妙という判断です。

だからやっぱり、ステロイドと化粧水の組み合わせに落ち着くんですね。

ステロイドと化粧水を組み合わせて使うメリットは、

  1. 一生使い続けて、1番肌が美しく長持ちする組み合わせ
  2. 1番コスパが高い組み合わせ
  3. 長期間の使用で効果が上がる1番の組み合わせ

この3つでしたね。

ステロイドは皮膚科でもらう薬ですが、赤ら顔に1番いい化粧水はネットで買えるものなので、当サイトで3つの化粧水を比較してランキング形式にまとめました。